竜太のテクニカルメモ

物理やへっぽこなゲーム作りについて易しく解説するよ

ユニティちゃんライセンス

このブログはユニティちゃんライセンス条項の元に提供されています

物理学

アルミニウム粉末でレーダーをジャミングする案

竜太です. 今回は空気中にアルミニウムの粉末を散布してレーダーをジャミングする軍事技術を思いついたのでご紹介します. そもそもレーダーの原理ってどうなってるの? レーターは目標とする方角へ一直線上に電波を飛ばし,その電波が跳ね返ってくるなら跳…

テントの屋根をペロブスカイト太陽電池にしてスマホが充電できる案

竜太です. 今回はキャンプ用テントの屋根をソーラー発電できるようにする案をご紹介いたします. そもそもキャンプ用テントの屋根をソーラーにできるのか? 従来のソーラーパネルは自由に折り曲げたりすることが困難で,これをテントの屋根に使用するには工…

(定義)広義量子超越性(仮)

どーも,竜太です. 今回はぼくが考案した『広義量子超越性』という概念についてご紹介します. その前に,まず,従来の『量子超越性』について見てみましょう. (狭義)量子超越性 あるアルゴリズムを考えるとき一般にある自然数があって,与えられた十分大…

量子住所定理(仮)

竜太です,どーも. 今回は私が発案した量子住所定理についてご紹介します. 定理とは言ったのですが,まだ証明ができてませんので予想とすべきかもしれません. これまでの量子通信にセキュリティーホールはないか? アリスとボブの間で量子暗号通信をして…

心はやっぱり量子情報である

心の原理はあるか? 1905年アインシュタインはマックスウェル方程式を満たす何かに対してそれが満たす波動方程式が全ての慣性系において一定の速さで波が伝わるとしました. この波のことを電磁波といい,通常の可視光線もこれになります. アインシュタイン…

光子数の重ね合わせ状態

竜太です. 光回路についていくつか書いたのですが,光子が分裂できないので分かりにくかったことと思います. 本当は量子力学でいう「量子は粒の性質と波の性質があり・・・」の意味はざっくり言って ほとんどの状況は波で考える. 検出器などで観測する際…

量子もつれの中継装置(暫定版)

長距離の光ファイバーを利用した量子もつれ伝送路では当然信号が減衰します. これは途中に中継装置を挟むことで改善します. 今回ご紹介するのはほんのちょっとだけ遅延がかかってしまうものの実用上はほぼ遅延のない中継が可能となる中継装置を考えてみま…

量子もつれを使用したマルチビット瞬間情報転送装置の案

竜太です. 今回は私が考案した,任意ビット長の情報が送れる瞬間情報転送装置の詳細をご紹介します. 元々私の技術的な知識の未熟さもあるのでそんなに複雑な機械にはなっておりませんので,皆さんに構造を理解して楽しんで頂ければと思っています. 2光子…

タイムパラドックス検証用のメール送信テストの改良案

ども,竜太です. 前回,タイムパラドックス検証用のメール送信テストで,もし,未来からのメールを受信しなかった場合, 機器の不具合なのか,タイムパラドックスが起きたのか検証が不可能になる可能性について触れました. しかもそれが起こる可能性が最も…

量子もつれを利用したタイムマシンの案(詳細版)

ども,竜太です. 今回は私が初めて考案した量子もつれを利用したタイムマシンの最新版をご紹介します. 前回までのおさらい 前回ご紹介したタイムマシンもどきは 未来に測定する偏光方向という特殊な情報しか送れない 送信者の過去ではなく別の地点の過去に…

0.001秒ほど過去に情報を送れる(可能性のある?)人工衛星を使ったタイムマシン

ども,竜太です.今回は以前ご紹介した過去に情報を送れるタイムマシンについてちょっとだけ詳しくご紹介します. まず大前提として未来に行くタイムマシンは元々作れます. 一見冗談のようですが,私たちは誰でも1秒ごとに1秒先の未来に行けるからです. バ…

量子もつれを利用したタイムマシンの案

ども,竜太です. 今回はほとんどの方が「できっこねーべ」と思っていると思われる,過去に情報を送るタイムマシンの案をお伝えします. 数式等をほとんど使わない説明ですが,実際にはゴリゴリと量子光学の計算をしないとできない実験なので, 私自身の理解…

親殺しのタイムパラドックスの穏当なバージョン

タイムマシンのパラドックスで有名なものの一つに『親殺しのパラドックス』があります. これはご存じない方のためにご説明すると, タイムマシンを持っている主人公がタイムマシンに乗って過去に戻り,自分の生まれる前の母親に会って 殺してしまった場合,…

Laplace方程式の解

が与えられているとき,微分方程式 \begin{align} \Delta\phi (\boldsymbol{x}) = -f(\boldsymbol{x}) \end{align} をPoisson方程式と呼びます. 一般に微分方程式は特殊解とその微分方程式の斉次方程式(右辺と置いた微分方程式)の 一般解の和で一般解が表さ…

中心力の発散と次元の関係

前回は中心力の発散が原点も含めるとデルタ関数の倍になることを示しました. 今回は原点以外で中心力の発散がゼロになるのは空間次元と等しいべき乗が分母にかかっているときであるということについて証明します. つまり,空間次元をとするとき, \begin{a…

中心力の発散がデルタ関数になることの証明

ども,竜太です. 久しぶりの更新となってしまいましたが,今回は中心力 の発散が, になることを証明します. ただし, \begin{gather} \delta (\boldsymbol{x}) = \delta (x)\delta (y)\delta (z) \end{gather} とします. まず次のように置きます: \begi…