ども,竜太です.
今回は趣向を異にして俳句や短歌を拡張した新しい詩の形式を考えたいと思います.
フランス語にあって日本語にないもの
フランス語の代表的な特徴として名詞に男性名詞・女性名詞の特徴があることが挙げられます. この特徴のため恐らくフランス人は名詞を擬人化して扱うのが日本人よりも得意な可能性があります. 一方,日本語は男性名詞・女性名詞がない代わりに季語という概念があります. このため季語のことをよく知っている人は,例えば蝉という単語を見たときに苦労することなく四季のうち夏を思い浮かべることができます.
日本語にも男性名詞・女性名詞を導入しよう!
日本語に季語があるのは優れてますが,男性名詞・女性名詞がないのはやっぱり残念です. そこで日本語にも男性名詞・女性名詞を導入しましょう. 例えば月は女性名詞で機関車は男性名詞のように.
男性名詞と女性名詞があると新たな詩の形式を導入できる
男性名詞と女性名詞があると俳句に季語が必要なように新たな詩の形式を作ることができます. 例えば女形という名前の詩の形式は必ず女性名詞と季語を入れた短歌と同じ5・7・5・7・7の詩にし, 男形という名前の詩は必ず男性名詞と季語を入れた俳句と同じ5・7・5の形式の詩にします. ただし,女形も男形も恋の歌には異性が必要なので別に女形だからと言って男性名詞を入れてはならないというわけではないようにします. また,短歌にはもともと季語は不要ですが,季語がないとやっぱり,情緒にかけそうですので女形は季語を入れたほうが良いでしょう.
女形と男形は新たな詩の文化を生む
こうしてできた女形と男形という詩の形式は日本語をより豊かにするでしょう. また,女形俳人だからといって男性がなってはいけないというルールもありません. 男性も女性も自由に男形俳人や女形俳人を自由に選んでよいと思います.
ここまで読んでくださって有難うございます. 何か間違い等ございましたら,ご報告いただけると幸いです^^