ども，竜太です．
今回は電波や伝送路を必要としないラジコンの案をご紹介します．
伝送路を必要としない通信機器をラジコンに適用すると・・・
以前，伝送路を必要としない通信機器が作れることをご紹介しました． そこでは完璧な盗聴器が作れるとだけ書いたのですが，本当の使用目的として有望なのはラジコンの方でしょう． この装置をラジコンに使うと，どんなに離れていても通信ができるうえに障害物があっても通信できます． したがってこの装置はラジコンの最終形態であるといえそうです．
アルファケンタウリ無人探査ならすぐできる！
さて，この技術を使うと例えば地球から4.3光年離れたアルファケンタウリまで無人機を飛ばすことが容易にできるようになります． 実はこれは従来の技術ではほとんど不可能なことでした． まず，原子力をエネルギー源にした光子ロケットが存在しませんでした． しかし，これが十分可能であることは以前お伝えした通りです． 次に電波で操縦すると1光年も離れると電波が弱すぎてどんなに大きなアンテナを作っても技術的にロケットが出す電波を受信することがほとんど不可能でした． しかも従来の通信システムでは地球からの信号は1年後にロケットを操作し，さらに1年たってからようやく地球でその結果が分かるというものでした． これではあまりにも不可能すぎることが分かるでしょう． ところが，私の考えた伝送路を必要としない通信システムは瞬間的に反応するのでどんなに離れていても現在の状況が直ちに把握でき，操作も直ちにできます． また信号が弱くなる問題もありません． アンテナをロケットの向きに合わせる必要すらありません． さらに，恒星などの物体の陰に隠れてしまっても通信が遮断される心配もありません． このため，長距離通信にはもってこいということが出来そうです． こうしてアルファケンタウリの無人探査は光子ロケットと伝送路を必要としないラジコン技術の組み合わせで容易くできることが分かりました．
ここまで読んでくださって有難うございます． 何か間違い等ございましたら，ご報告いただけると幸いです^^
