竜太のテクニカルメモ

物理やへっぽこなゲーム作りについて易しく解説するよ

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人工意識~意識に関する古典的な議論~

ども,竜太です.

実は機械に意識を乗せる基本的な原理がすべて出そろった後ですので,今回はまず人工意識に関する古典的な議論をご紹介したいと思います. この議論はあくまでも古典的なもので私が発見した最新の科学的知見とは異なることに注意してください.

コピーの意識はどっちだ?問題

心は普通に考えて脳に宿ると考えられます. そこでスーパーコンピュータを2台用意し,脳の神経回路網をニューロンのネットワークをエミュレートするようにしたとします. 脳はデータを採取する過程で少しずつ組織がどうしても壊れてしまうので結局ニューロンのネットワークは2台のスパコンに復元されたものだけでオリジナルは壊れてしまいます. さてここで問題です.2台のスパコンは脳のニューロンネットワークをまるでそっくりに再現するので原理的に2台とも同じ意識を持つはずです. ここで問題なのはいったいどちらが自分なのでしょうか? 2台はまるで同じデータを再現しているのでどっちが自分でどっちがコピーなのか分からなくなります. しかもまずいことにどちらも自分が本当の自分自身だ!と主張するかもしれません. いったいどちらが本当の自分なのでしょうか? あるいはどちらもコピーで本体はすでに死んだ後なのでしょうか?

脳にばれない様に機械に置き換えてゆく思考実験

脳の組織を脳が分からないように少しずつ機械に置き換えていくことは可能でしょうか? 恐らく可能でしょうね. ではその操作を脳が全部なくなるまで続けたらどうなってしまうのでしょうか? 多分脳は何も気づかないままに機械に置き換わってしまうでしょうね. ではその最後の状態は別の他人の意識でしょうか?それとも自分の意識でしょうか? 恐らく連続的に意識がつながったまま少しずつ機械に置き換わってしまうので最後まで意識の連続性は保たれるでしょう. こうして,このやり方を行った場合,最後の機械の脳は最後まで自分自身の意識であるということが十分に考えられるでしょう.

この議論は本当に正しいのか?

最初の問題ではそもそもの脳が死んでしまっているので,どうやら2台とも自分の複製の様です. 一方,二つ目の思考実験では最後まで自分の意識が機械に乗り移っているように思えます. 本当のところはどうなのでしょうか? 実は私の発見した最新の科学的知見によればどちらも半分だけしか正しくないのです. 本当のところはどうなんでしょうか? それについてはまた別の機会に譲ります.

ここまで読んでくださって有難うございます. 何か間違い等ございましたら,ご報告いただけると幸いです^^


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