竜太のテクニカルメモ

物理やへっぽこなゲーム作りについて易しく解説するよ

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未来に起こることを必ずタイムパラドックス的にする原理

どーも竜太です.

今回は未来に起こることを必ずタイムパラドックス的にする原理をご紹介します.

プログラム的にパラドックスを起こせる!

未来から過去の自分に向かって「YES」というメッセージが送られてきたときに限り, 未来になったときに過去に向かって「NO」というメッセージを送ったらどうなるでしょうか? プログラムでこれを行えば,必ずタイムパラドックスが起きます. これを実際の事件に応用することはできないでしょうか?

これを新聞社の輪転機に応用すると…

新聞を書く権限のある人が未来にA氏が死亡したときに限って, 過去に向かって「A氏健在」と書き, A氏が健在の場合に限り過去に向かって「A氏死亡」と書くプログラムを使った輪転機を使用したものとしましょう. すると未来から「A氏健在」と書かれた情報が過去の紙面に登場した場合に限り,未来になったときA氏が死亡し, また「A氏死亡」と書かれた場合に限り未来になったときA氏は健在でしょう. 重要な点はこれを行った時点でA氏が生きていることです. するとA氏が未来に健在なら必ず紙面は「A氏死亡」になり,A氏が未来に死亡するなら必ず紙面は「A氏健在」になるわけです. あれ?っと思われた方がいるかもしれません. 未来から「A氏死亡」と書くようにタイムマシンに流れた場合にはあべこべにするので紙面に「A氏健在」と流れたうえでA氏が死亡しますが, 未来から「A氏健在」と書くようにタイムマシンから流れてしまったらどうしたらよいのでしょうか? このままではあべこべになって紙面に「A氏死亡」と書かれたうえでA氏は生きてしまっていることでしょう. 実は,もしここで仮に歴史を修正してどうしてもA氏を殺したかったらこうすればよいのです. プログラムを修正して「A氏健在」がそのまま紙面に流れるようにすればよいのです. こうすると,一見ダメだったようですが,当然未来において紙面だけはとりあえず「A氏健在」となるわけですが, ここでよく考えてみてください. 未来の時点ではもともと紙面は「A氏健在」でしたので,輪転機のプログラムが元々あべこべになってなかったのが本当の未来で, その未来でA氏が死亡していただけだったのです. つまりポイントはA氏が死ぬか生きるかは一見コントロール不能ですが,紙面はコントロール可能なので,「A氏健在」と書けばA氏を殺せるということです. これをすると明日の新聞の紙面にもし仮に「A氏健在」と書かれていたら,確実にA氏は死んでいることになります. 何故ならこれは紙面の記事の内容と実際に起こる事件があべこべになるというパラドックスを含んでいるからです. ポイントは2択にすることです.

つまり,これは新聞の紙面で必ず誤報が掲載される原理になってもいるわけです.

この原理を使うと「A氏健在」のニュースはA氏が必ず死ぬことを意味する.

ここまで読んでくださって有難うございます. 何か間違い等ございましたら,ご報告いただけると幸いです^^


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