竜太のテクニカルメモ

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紙パックの缶詰を普及させよう!

竜太です.ども.

今回は金属資源の枯渇を防ぐために紙パックの缶詰を普及させようという案をご紹介します.

金属資源はあと30年で枯渇する!

以前書いたのですが,実は主要な金属資源は何とあと僅か30年でほぼ枯渇してしまいます. www.nims.go.jp www.mri.co.jp などなど. そこで代わりになる資源の積極的活用が必須となるわけですが, そこで有望なのが,木材とプラスチックです.

木材とプラスチックは工夫次第で半永久的に枯渇しない!

実はほとんどの方がご存じないでしょうが,木材とプラスチックは工夫次第でほぼ半永久的に枯渇しない資源なのです. プラスチックは現在,石油から作られていて,石油の埋蔵量はあと60年とみられています. それでは何故プラスチックは半永久的に枯渇しないのでしょうか? 実は日本の若手の化学者の村木風海氏が開発したCO_2を回収する装置の「ひやっしー」は消石灰などのアルカリ性水溶液に CO_2を通すと,中和反応過程を経てCO_2が回収でき,これを特殊な藻に食べさせるとお酒の醸造過程と同じ原理で アルコールであるエタノールが作れるのです.このため,大気中のCO_2から大量にエタノールが作れて,しかもこのエタノールからはいとも簡単にプラスチックが作れるのです. このため,温暖化ガスを出さずにプラスチックが大量に作れるわけです.

一方,木材はどうでしょうか? こちらは,植樹さえしておけばやはりCO_2を吸いながら成長し,やはり,半永久的に取れる資源となっています.

それに対し,金属資源はというと,回収したスマホなどから資源をとる都市鉱山という方法はあるものの,ほぼ消費するだけで再生産ができません. 意外なことに,人類の危機として環境問題の前に資源問題が立ちふさがっていたのです!

紙パックで缶詰は作れる!

そこで身の回りのどこで金属資源が使われていてどこを置き換えることができるのか考えてみましょう. まず,自動車部品やねじなどはプラスチックでは強度面で問題がありそうです. 特にエンジンなどをプラスチック化することはちょっと現実的とは言えません. 一方問題なくプラスチックや紙に置き換えられる部分もあります. 例えばすぐ思いつくように,スチール缶やアルミ缶などは何の問題もなくペットボトルや紙パックに置き換えられるでしょう. 実はそれだけではありません. 防災用や軍事用など,長寿命が要求される場合は別ですが,缶詰なども紙パックで作ることができます. そりゃあ,紙ですから,保存期間はせいぜい半年くらいかもしれません. しかし,通常の家庭の用途においては半年も持てば十分と言えそうです. これで金属資源の節約のために紙パックで作った缶詰が有効であることが分かりました.

缶切りもいらない

実はこの紙パックで作った缶詰,ほかにも良いことがあります. 工夫次第で,缶切りなどの道具を使用することなく,そのまま素手で空けられるようにできるということです. これは大変便利ですね^^

どうしても必要なところ以外は金属を使用しないという考え

このように考えると,金属がどうしても必要なエンジンなどを除くと極力金属資源は使用しない方が良いことが分かります. 限りある金属資源,皆さん節約に努めましょう.

ここまで読んでくださって有難うございます. 何か間違い等ございましたら,ご報告いただけると幸いです^^


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