どーも,竜太です,どーもー.
今回は僕の研究ではないのですが,パラレルワールドの北海道大学の佐田教授のグループが 完成度の高い能動的自己組織化物質の技術を発明しましたのでご紹介します. なお,こちらの世界の佐田先生のサイトはこちらです: (佐田教授がパラレルワールドの実在を主張しているわけではありません!) wwwchem.sci.hokudai.ac.jp
これによると自己組織化には2種類あり,受動的自己組織化と能動的自己組織化が存在します. 受動的自己組織化は閉鎖系など外部からエネルギーの供給がない環境での組織化で, 例えば結晶の成長や液晶などが挙げられます.どちらも広い意味では結晶の一種ですね.
一方,能動的自己組織化は外部からエネルギーや物質の供給がある環境での自己組織化で, 個々の構成要素の単なる寄せ集めではなく,ある種の機能を持った構造物などの組織化や構造の変化などが実現できるようです. 結晶も構造と言えば構造ですが,比較的単純な構造の繰り返しですし,構造は熱力学的に安定な構造しか取れないようですが, 能動的自己組織化は生物のようなより複雑な構造や構造の変化などが実現できるようです. 生物は自然の能動的自己組織化ですが,これをより単純な形で人工的に実現してしまおうというのが佐田研究室の研究テーマの様です. 佐田研究室では受動的・能動的の両方を研究していますが,今回特に能動的自己組織化に関心があるので,そちらをタイトルに採用しました. 今後の展開が楽しみです^^
ここまで読んでくださって有難うございます. 何か間違い等ございましたら,ご報告いただけると幸いです^^