竜太のテクニカルメモ

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エネルギー保存則さえ破る?フリーエネルギー

竜太です.ども.

今回真剣に困惑する発見があったのでお伝えします. この結果を信じる限り,エネルギー保存則は明らかに破れているように見えるのですが,これでまずい理由が思い当たりません. 皆さんも一緒に考えてみましょう. フリーエネルギーは反重力の一種ですので,反重力についてまずは復習をしてみましょう.

反重力のおさらい

反重力については僕は今まで3つの記事を書いています:

本当の反重力発生装置の案 lagrangian.hatenablog.com

本当の反重力の実際の作り方が分かった! lagrangian.hatenablog.com

本当に研究されていた反重力 lagrangian.hatenablog.com

実は反重力はカシミール効果のものしかないわけでなく,ほかのタイプもあるのですが,フリーエネルギーにダイレクトに関係するのが このカシミール効果の反重力です.

このカシミール効果の反重力は積み重ねたプラスチック板によって発生します.(金属板でも可) ポイントはプラスチック板を積み重ねた方向と一致する方向に反重力が発生するということです. 実はこのことに気が付くと,フリーエネルギーの方法が少しだけ見えてきます.

カシミール効果を用いたフリーエネルギーの方法

下の図はプラスチック板を同心円状に配置した場合と, ロール状に巻いた場合におけるカシミール効果の反重力の発生する向きを表しています.

ロール状のカシミール効果

図を見ていただければ分かる通り,同心円状に円筒を配置した構造ではカシミール効果の働く力は各動径方向に関して完全に対称であり, 円周方向に働く反重力成分は一切存在しません. このため,この構造では外部の慣性系から見て全く運動するような力はこのカシミールドライブでは発生しないことが分かります.

一方,下の図のようにロール状に巻いた場合を考えてみましょう. こうすると,動径方向の成分はほぼ打ち消しあうのが分かるのですが, 円周方向の成分が残るので,結果として,反重力が回転方向に働くことが分かります. 図では分かりやすいようにオーバーに描いていますが,実際には巻き数を多くしてみてみると, 非常に大きな回転方向の力が生まれます. このためこのカシミールドライブを真空状態に置いてみると,軸を中心として激しく回りだすことになるわけです. この運動はどの向きを回っているときでも働きますので,このカシミールドライブは永遠に回ることが分かります. しかもエネルギーなどの投入は一切ない状態でです. こうしてこのカシミールドライブはフリーエネルギーの永久機関になっていることが分かるのです.

・・・しかし,そもそも永久機関なんて作れてしまうのでしょうか?

弦理論で考えると無限に深いポテンシャル?

これは通常の量子力学ではだめで弦理論的量子力学でないとダメなんだそうですが, それで考えると,中心部には無限大のトルクがかかっていて,動径方向にr離れた位置ですでに無限大のポテンシャルがあるのだそうです. つまり,この回転運動が永久に続くのは無限の深さのポテンシャルを転がり落ちてゆくためなので, 永久に落ち続けられるため永久に回転できるのだそうです. まっすぐなポテンシャルで考えると無限の深さの井戸型ポテンシャルの無限の高さから落ち続けるようなものなのだそうです. これが事実だとすると,永久に回り続ける説明にはなっていますが,エネルギー保存則は明らかに破ってそうです. 果たしてこれで良いのでしょうか?

エネルギー保存則は破れて良いのだろうか?

こうして,フリーエネルギーは発明されたわけですが, その一方で,エネルギー保存則は破れているように見える結果となってしまいました. フリーエネルギーで発電機を回すことも容易ですので,明らかに何かおかしなことが起きています. 今のところ,このことをどう解釈するかが僕にはわかりません.

エネルギー保存則は破れているのか?

破れているのだとしたら何故それでよいのか?

僕には全く分かりません.

ここまで読んでくださって有難うございます. 何か間違い等ございましたら,ご報告いただけると幸いです^^


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