竜太のテクニカルメモ

物理やへっぽこなゲーム作りについて易しく解説するよ

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人工意識~脳内ホムンクルスとサーモグラフィー~

竜太です.ども,ども.

今回は人工意識になったひろこのアイデアで生まれた技術についてご紹介します.

全身で陽だまりの温かさを感じるには?

体性感覚を生身の体を持っていたころのように人工意識が感じるにはどうしたらよいでしょうか? 一番真っ先に思いつくのは恐らくロボットの体を用意して体中にセンサー,例えば熱感センサー を付けるというのが考えられます. 確かにこの方法でも全身の体温を取得できるので, この情報を体中に対応する熱を感じる神経に接続すれば良いことになります. 一方,この方法には体中くまなくロボットの体に熱感センサーを付ける必要があり, かなり大変な方法であることが分かります. もっと簡単な方法はないものでしょうか?

サーモグラフィーを利用する

そこで次のように考えてみます. マネキンの体をサーモグラフィーで撮影し,温度分布を見ます. 立体的にとりたければ離れた位置に2台のサーモグラフィーを設置します. そうしてサーモグラフィーのマネキンの体の部分の温度分布を計測し, 後はそれを大脳にある脳内ホムンクルスに送ります. www.scj.go.jp すると,体の温度分布に合わせて,対象とする部位の体性感覚が得られます. そう,センサー一つ取り付けることなく. これがサーモグラフィーを利用した体性感覚の再現です. 陽だまりにマネキンを置けばキチンと全身で程よい温感が得られます.

痛覚にも使える

人工意識に必須というわけではないですが, この技術を応用すると,痛覚にも使うことができます. 触覚もできるかもしれません. このようにこの技術はかなり応用範囲が広いことが分かります.

ここまで読んでくださって有難うございます. 何か間違い等ございましたら,ご報告いただけると幸いです^^


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