竜太のテクニカルメモ

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会話アシスタント機能が切り開く新しいコミュニケーションの未来

竜太です.ども,ども.

今回は久々にソフトウェア技術を発見したのでご報告します.

会話には種類がある!

会話には実は種類があることをご存じでしょうか? 例えば雑談と技術的会話や論理的会話,その他ディベートや事実に基づいた会話などです. それぞれに目的があってすべてその目的が異なるのが普通です. 例えば雑談は事実関係や論理関係はあまり重要とは言えませんが,話が盛り上がるかどうか,つまり話してて楽しいかどうかが重要です. 楽しさを最大化すべき会話と言えるでしょう. また,技術的会話は論理の深さ,整合性,事実関係などがすべて重要な会話と言えるかもしれません. 一方,ディベートでは相手のミスを見つけて厳しく批判する能力が大変重要と言えるでしょう. このように会話にはその種類によって何を最大化すればよいのかが全く異なるという際立った性質があるという点が重要です. このため,自分がどんな会話をしたいのかによってそのペルソナを使い分ける必要があるわけですが,人間は機械と違って人によってはこれが大変苦手です.そこで会話アシスタント技術が有効になります.

ディープラーニングで特徴を抽出できる

例えば雑談の場合,盛り上がっている場合と盛り上がってない場合には明確にデータ構造的にまた,会話のテンポなどに違いが現れます. そこで盛り上がっている場合は例えば今の話題に近い類似度を持ったキーワードなどを提示してこれを話題として振ってごらん,とアドバイスを出します. 盛り上がっているとき,わざわざ違うテーマの話題に移る必要がないからです. 一方,会話が途切れがちで険悪な空気になっているときはあべこべに同じ話題を続けるのはほとんどの場合,得策じゃありません. こういう時は,類似度の低いテーマやキーワードをアドバイスするのが良いでしょう. これにより,会話の方向性をアドバイスすることが可能になります. もちろんこの機能はあくまでアドバイスだけで強制力はないのですが,きっと会話が盛り上がるのに役立つはずです. 一方,会話の形態がディベートを選択したときは,とにかく相手に勝つことが重要です. このため,自分のミスは相手に伝えずに相手のミスを徹底的に指摘して打ち負かすことが重要です. これは主に相手が矛盾することをしゃべったときなので論理的整合性を会話文からディープラーニングで判定できます. こうしてディベートで勝つのに役立つアドバイスもできることが分かります. 結構重要なのが事実に基づいて会話する機能です. これは相手のみならず,自分の発言もミスや整合性のなさを指摘し,しゃべるようにアドバイスする機能です. とにかくお互いに事実関係だけはきちんとしよう!などと言ったときに役立ちます. 最後に,技術的会話の場合は,事実関係も重要ですが,特にその論理構造とその深さが重要になります. 整合性のなさはお互いに共有して無くし,論理構造の深さに重点を置く必要があります. これも,ディープラーニングである程度傾向がつかめます. これにより,先に

「会話の傾向は何ですか?」

の質問に

  1. 雑談(楽しさを最大化するようアドバイスします)
  2. ディベート(相手の矛盾点を指摘するようにアドバイスします)
  3. 事実関係の確認(お互いに主張していることの食い違いを浮き彫りにするようアドバイスします)
  4. 技術的会話(事実関係に加えて論理的整合性とその深さをアドバイスします)

のいずれかを選択してそれぞれのアドバイスをもらえることになります. これによって会話の目的に応じた適切なアドバイスが会話アシスタント機能により提供されます.

どのアドバイスを選択したか公開・非公開にする

この会話アシスタント機能は例えばどのアドバイスを選択したのか非公開にすることもできます. ただし,恐らく非公開のステータスは相手に伝えるべきです. 相手が非公開の場合,ひょっとしたら相手はこっちを論破するためにアドバイスディベートに選択しているかもしれません. また,この情報は相手にばれるとかなり損です.しかし,途中から非公開でアドバイスを変えるのは問題が多々あるので, 途中から公開に切り替えたときと,最初から公開になっている場合だけ,アドバイスを1から4で選択できるようにしておくと良いでしょう. これにより,公開していた場合の方がディベートを選択しても相手の心証は良くなることでしょう.

会話アシスタント機能はコミュニケーションの未来を変える

こうしてできた会話アシスタント機能はコミュニケーションツールとして,デジタルデバイスの存在は必須になるものの会話を狙ったとおりにコントロールするのに役立つことでしょう. これにスポーツの話題なら例えばオフサイドとは?などとサッカーのルールが分かってなさそうな会話のときに説明文を表示する機能などを付ければ 完璧でしょう.いずれご説明したい『未来の会話はタイムマシン機能がある』とともに,コミュニケーションの未来を変える存在となるはずです.

ここまで読んでくださって有難うございます. 何か間違い等ございましたら,ご報告いただけると幸いです^^


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