竜太です．どーも．
今回は富裕層や法人が必要としている 通帳の預金残高をうまく表示するアイデアをご紹介します．
通帳の表示方法の欠点
通帳は普通に考えれば正確すぎる預金残高が記帳されるべきことは明らかです． しかし実はこのことは大きな欠点を孕んでいます． 例えば預金残高が，1,281円しかない人が居たとしましょう． ちょっと預金残高が少なすぎて，寂しい限りですが，管理はとっても楽です． これが1億円ある人の場合はどうなるでしょうか？ 1,2813,5673円のようになる訳です． 確かにまだまだ管理が大変すぎるとは言えませんが，もはや1千円台の簡単さはありません． これがもし仮に1京とかあったらどうでしょうか？ もはや通帳に記帳することもできないはずです． 世界に眠っている金融資産は優に100京はあり，これは早急に対策をとるべき事態です．
そこまで正確に表示する必要が必須か？
例えば1,2813,5673円持っている人にとって1桁目の3円はどうしても必要な数字でしょうか？ 銀行ですから，例え3円でもちょろまかしてはいけません． しかし通帳に記載する際には表示上この3円がどうしても必要というわけでもないでしょう． 3円は1億円の資産家にとって何パーセントの資産でしょうか？ 0.1パーセント？ いえいえ違います，僅か100万分の3パーセントしかありません． 実用上はどうせ人間の能力でそこまで正確なコントロールはできませんから， 0.01パーセントまでで十分な場合があります． これに気付くとまったく新しい，通帳の記載方法が考えられることが分かります．
浮動小数を残高表示に用いる
例えば，有効数字4桁の浮動小数を用いると，
1,2813,5673円は円と書けます．
桁が1億ではまだ十分に大きいとは言えないので効果は小さいですが，
で仮に3文字半分字数を消費すると仮定すると，
表示文字数を
文字減らせます．
これが1兆円台の資産家が同じ有効桁数で表示すると，
5,3782,5893,1589円が
となり，
節約できる文字数は5文字もあります．
このように資産家ほどこの方式は表示桁数のわずらわしさがなくなり，
しかも慣れれば桁間違えさえしなければずっと管理が容易になるのです．
有効数字は変えられる！
この有効数字は必要に応じて変えられます． 何も4桁しかダメなわけではないのです． このため必要に応じて有効数字桁数を変えたりできるのです． 目的に応じて臨機応変に使い分けましょう．
このアイデアを採用してみたい方を募集します． 三井住友銀行さん如何ですか？
ここまで読んでくださって有難うございます． 何か間違い等ございましたら，ご報告いただけると幸いです^^
