ども,竜太です.
久しぶりです.
今回は多分実現可能な発毛剤のアイデアをご紹介します. このアイデアはiPS細胞の研究と関係がありますのでまずそちらからご説明します.
そもそもiPS細胞とは何だったか?
専門家でもない僕が言うのもなんですが,大雑把に言ってiPS細胞とは通常の分化した細胞である例えば肝臓の細胞や毛根の細胞に山中因子と呼ばれる遺伝子を組み込むことによって あたかも未分化の幹細胞のようなものに変えてしまった細胞を意味します.要はiPS細胞とは通常の細胞から作った万能細胞のことになります.
iPS細胞は特定の薬液に浸すと分化する
このiPS細胞は液性因子と呼ばれる液体に浸すと特定の細胞に分化します. 例えば血液の細胞から作ったiPS細胞をある液性因子に浸すと皮膚の細胞に分化誘導されるといった具合です. ところでこの液性因子は何もiPS細胞だけにしか働かないわけではなく,万能細胞全般に働くことが分かってます. 体内には元々少しは万能細胞がありますので,それらにも効くということです.
頭髪の細胞にiPS細胞を分化させる液性因子を注射したらどうか?
そこで次のようなことが考えられます.頭部には元々元来毛根になりやすい細胞が多く存在します. これらの細胞はほんのちょっとの後押しがあれば体の別の部位より,頭髪の毛根になりやすいと考えられます. そこで頭髪の毛根になるための液性因子を注射したらどうでしょうか? 恐らく頭の毛根の細胞が増えて発毛が促されると考えられます.
まつ毛増毛剤にも使えるかも
同じことは同じ毛根であっても分化条件の異なるまつ毛の毛根についても言えそうです. 基本的に注射になってしまいますが,まつ毛の毛根へ分化する液性因子の注射でまつ毛だけ増えて長くなるというのが可能かもしれません.
この案を商品化してもいいよという方がいらっしゃったらご連絡お待ちします. アデランスさん,アートネイチャーさん如何ですか?
ここまで読んでくださって有難うございます. 何か間違い等ございましたら,ご報告いただけると幸いです^^