竜太のテクニカルメモ

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本当に作れる宇宙エレベータは空中宇宙エレベータ

あけましておめでとうございます. 今年も宜しくお願いします.

ども,竜太です. 柄にもなく新年のあいさつをやってみたのですが,どうもしっくりこないです.

さて,しばらく隠者として暮らしていたのですが,溢れんばかりのオカルトパワーに目覚めましたので, やっぱり書くことにします. 新年最初の記事は空中宇宙エレベータについてです.

空中宇宙エレベータ

空中宇宙エレベータとは僕が考えた未来に渡って唯一建造可能な宇宙エレベータです. このエレベータは乗降口が空中にあることが最大の特徴で,この方式しか宇宙エレベータは建造可能ではないものと思われます. それは一体なぜなのでしょうか?

100万倍も強度が足らない従来の宇宙エレベータ

実は宇宙エレベータ最大の問題は地上に近づくに従って強くなるその重力なのです. このため,地上までワイヤーで吊ると,張力が劇的に強くなり炭素繊維を使った場合のおよそ100万倍の強度が必要となってしまいます. これでは30世紀の技術を使ったとしても永遠に実現は不可能でしょう. 従来の宇宙エレベータの案は大林組の案を含めてもこの点が全く対応がとられておりませんでした. またきちんと強度計算をしない宇宙エレベータの案ばかりで辟易としてしまいます. これでは永久に宇宙エレベータは実現しないように思えました.

そうだ!空中に乗降口を設ければよいじゃないか!

そこで私が考えたのが地上100km地点の空中に宇宙エレベータの乗降口を設けるという案です. これなら重力の強い地上付近までワイヤーを張らずに済むので張力は炭素繊維の耐久度の二分の一程度まで落とせます. その代償として空中に乗降口が出来てしまいますがこれは致し方ありません. 空中に乗降口というといったいどこで固定するのか疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません. しかし心配はいりません.そもそも地上に乗降口がある宇宙エレベータの案ですら,地上側からワイヤーを固定している訳ではないので ゆっくりと移動してしまうものだったのです. ただしこれでは赤道上を風に流されて移動してしまってやや難がありますので,原子力電池を用いた光子ロケットで位置を調節する様にすると良いでしょう. ロケットの打ち上げのときにプルトニウムが事故で空気中に拡散してしまう問題がありますが,これは致し方ありません. 光子ロケットの出力はかなり大きくないといけないので,恐らく原発10基分程度のプルトニウムが必要になるものと思われます. こうして強度的に不可能に思われた宇宙エレベータは空中宇宙エレベータにすることによって現代の技術でも作れるようになりました.

空中宇宙エレベータは作れる.しかし...

しかし次なる問題あります. それは上空100kmでホバリングできる航空機が存在しないという問題です. ヘリコプターでは上空100kmまで飛べませんし,ホバリングできる航空機も上空100kmではそれは不可能です. 唯一可能なのはヘリウムか水素を使った気球ですが,これでは重い物体が運べませんし, 降下するときに大量にガスを捨てなきゃならないので資源の無駄になります. 困りました.

反重力しかない!

そこでこの問題を唯一解決できるのが竹内機構で飛ぶ反重力船です. 反重力船はぎりぎり上空120km程度までは飛べますし,重い物体も大量に運べます. また,投入エネルギー1に対して最大1万倍の出力が得られます. 究極にエコなのでこれが最終的な解決策になることは間違いないでしょう. なお,近日中に反重力技術についてより詳しく書きますので楽しみにしておいてください.

小惑星からメタルを調達する!

この空中宇宙エレベータと反重力船の技術によって,近い将来小惑星から金属資源を調達することが可能となりました. 金属資源を地球付近まで引っ張っていく技術は現代の技術でも十分に可能なのですが,従来無駄なく確実にこれを地上まで届ける方法が存在しませんでした.しかし,空中宇宙エレベータと反重力船によって効率よくメタル資源を地上まで運搬できるようになりましたので,地球の金属資源の枯渇は50年後ではなく500年後まで延命できる見通しとなりました.

究極にエコな技術で地球を救う

このように反重力船の技術と空中宇宙エレベータの技術は究極にエコでサスティナブルなので未来の地球は明るいと言ってよいでしょう.

ここまで読んでくださって有難うございます. 何か間違い等ございましたら,ご報告いただけると幸いです^^


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