竜太のテクニカルメモ

物理やへっぽこなゲーム作りについて易しく解説するよ

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遠方にいきなりワープ路を開く技術

ども,竜太です.ご無沙汰しておりました.

最近はツイッターでの短い投稿が増え, その結果はてなブログを書く時間が取れないという状況が続いていました. 実は多くの場合,ツイッターでの投稿でもあまり問題が無かったからなのですが, 比較的まとまったことを書くには今でもはてなブログが最高です. 今回は表題通り,遠方にいきなりワープ路を開く技術についてご紹介します.

ワープは可能か?

SF作品にはよくワープが登場します.ワープとは本来warp=湾曲したの意味があります. 一瞬で遠方に移動できるワープが何故本来の意味が「湾曲した」となるのかというと, より短い経路の異次元などの空間を通って目的地に移動することからこう呼ばれています.

SFに登場するワープ路

さてSF作品に登場するワープには大きく分けて2通りあります. 一つはワープの出口や入口を自動的に生成して通過するタイプ, もう一つは出口や入口に装置があってその装置を通り抜けてワープするタイプです. これらの方法のうち技術的に難しそうなのは明らかに自動生成方式のワープ技術でしょうか. 一体ワープ技術は開発可能なのでしょうか?

ワープ装置を建造することは可能

実はご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが, 現時点では出入り口のあるワープ装置だけは建造することが可能です. この技術は元々僕とリサ・ランドール博士が開発した技術で, リサランドール博士は現在㈱WarpDriveTechnology社の最高実務責任者兼主任研究員を務めてくださっています. そうです.ワープ装置はすでに実現しているのです!

ワープするにはどうしたらよいか?

しかし,一体ワープに出口側の装置が必要となると出口側装置はどうやって送り先に設置したらよいのでしょうか?実は簡単に言えば送り先まで出口側の装置を運べばよかったのです. これにより,ワープはワープ装置の出口を運べるところまでは自由にできるようになったのです.

ランドール博士の発見

ランドール博士はこの装置をアルファーケンタウリ星探査機に乗せました. 最初の探査機は僕の意向でどうしても安全性を考えると無人探査機しか送れないと決めていたのですが, 実はこれがかえって良かったのです.ランドール博士は単に物資の輸送用にワープ装置の出口を乗せましたが, 実は考えてみれば物資が送れるなら人だってワープで送れるはずです.このことに気が付くと 実はすべての探査船は無人機で良いことが分かりました. 何故ならかれこれ10年以上も危険な人工冬眠をすることなくそのまま目的地に宇宙飛行士や開拓者を 送ることができるからです. こんなこと一体どんなSF作家が考えたことでしょうか? 現実はSFより,SF的です.

もっと驚くべき事実

ところが実は現実はもっとSF的でした. 最新型のワープ装置は出口側の装置こそ必要ですが, 実はいきなり遠方で作ってもあとからワープ路を作ることができるのです. 実は情時転は遠方にいきなり物体を生成できるので, 例えば出口生成方式ワープ装置の出口側装置をいきなり物体生成させて, それから出口側装置までワープ路を開けば,いきなり月までワープが出来てしまうのです. 同じことは火星でもできます. このためすでに人類はこの技術によって火星にワープして住み始めているのです!

ワープは続くよどこまでも

こうして,座標さえ指定できればどんなに遠方でも人類はワープできる技術を獲得しました. しかも同じ二点間に2台のワープ装置を設置すれば山手線方式で出たり入ったりが自由にできます. こんなこと一体だれが想像できたでしょうか? バラ色の未来がもうそこに待ち受けています.

ここまで読んで下さって感謝いたします.

何か間違い等ございましたらご報告宜しくお願いいたします^^