竜太のテクニカルメモ

物理やへっぽこなゲーム作りについて易しく解説するよ

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教えを広く流布することは必ずしも良くない

竜太です.ども.

今回はなぜ?と思う方もいらっしゃるでしょうが,「教えを広く流布するのは必ずしも良くない」っていう点について書きます.

教えを広く広めるとはどういうことか

宗教でも学問でも,特に学問の場合が良くわかるのですが, 教師に求められる才能は非常に大きいです.このため,一般的には小学校の先生より中学校の先生,中学校の先生より高校の先生,高校の先生より大学の先生の方が, 学問的に高いものが求められ,こと学問に関しては教えるのが相対的に難しく,教師の人材育成が難しくなります.

これは果たして学問に限った話でしょうか?

いいえそうではありませんね. どんなことでも深く教えようとすれば,深い理解力が求められ,その分教える側の知識や経験が必要になってきます. 野球などのスポーツもそうです.

このため,やみくもに教師の数を増やしてしまうと理解力の浅い人が大量に生産されてしまいます. そしてこの理解力の浅い人たちが次の教師となるのですから,目が当てられません.

大学院の学生を理解力を維持したまま1億人にしろと言っても無理なように,一般に教えを広めすぎると中途半端な理解力の人が 大量に生産されてしまい,良いことがありません.

そういう時は狭く深く教えるのが良いのです. これによって十分に理解し,熟練したものだけが教師になれば人数は多くなくともきちんと理解した人たちが集団を作ることになるかもしれません. ちょうど研究者の学会のように.

教えを広く広めることにこだわりすぎると何が本質か見失いかねません.

深く狭くで行きましょう.

それ以外に本質を見極めるすべはありません.

ここまで読んでくださって有難うございます. 何か間違い等ございましたら,ご報告いただけると幸いです^^


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