竜太のテクニカルメモ

物理やへっぽこなゲーム作りについて易しく解説するよ

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マウスを使ったまじないの効力の実験的検証

ども,竜太です.

今回は私が気が付いた「イノシシをしとめる魔術」を私の妄想の中の親しい友人が実験室レベルで実験できるような実験方法を編み出し, 未来人たちから歴史修正学的に貴重な発展だと絶賛された実験をご紹介します.

まずはそもそもイノシシをしとめる魔術とは何だったかご紹介しましょう

イノシシをしとめる魔術

イノシシが通った後に足跡ができたとき,その足跡にナイフでめった刺しします. するとかなりの高確率でイノシシは絶命するか苦しみだします.

何故でしょうか?

これは藁人形に五寸釘を打つのと同じことなのですが,

イノシシの足跡はイノシシの足と量子もつれを起こしているので, その足跡にナイフをめった刺しするともつれを通してイノシシの足自体にダメージが行くのです. このため,イノシシは苦しみだし,場合によったら絶命するのです.

これは量子もつれで起こるテレパシーと一緒で,量子もつれを通してイノシシの足とナイフが物理的相互作用を起こしておきます.

不思議ですが,種明かしをしてみればどってことない原理ですね. でもどうすればこれを実験できるのでしょうか?

私の妄想の中の友人は次のような巧みな実験方法を考案してくれました.

マウスの足跡に電気ショックを与える

マウスをトンネル状のケージを通過させます. このケージはガムテープの裏のような粘着質で足跡が付きやすい粘土のようなものが敷いてあります. マウスがケージを通過した後でマウスを絶縁したうえで粘土についた足跡に電気ショックの針で電気ショックを与えます. この時,マウスの脳波を記録しておくと高い確率で脳波にスパイク状の異変が起きます. 一方,足元から遠いところに電気ショックを与えても何も反応がありません.

この実験からわかることは例えいったん空間的に離れた足跡でもマウス自体と何らかの相互作用を維持し続けているということです. 面白いですね.

欠点としてはこの実験は実験者の予想がマウス自体に影響を与えている可能性が否めないという点です. このため,この実験は学生に原理を伝えず,単に「マウスの足跡から離れたところに電気ショックを与えるとマウスに変化が現れる」 などとあべこべのことを事前に伝えておき,同じことが起こるかを確かめるなどの工夫が必要かもしれません.

ここまで読んでくださって有難うございます. 何か間違い等ございましたら,ご報告いただけると幸いです^^


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