ども,竜太です.
今回は知らないとおっかない不審者が合い鍵を作る方法についてお伝えします. この記事だけは絶対に見ておいて損はないですよ.フフフ
上の2つの鍵は僕の自宅の鍵なのですが,2つとも表にはメーカーが分かる文字やマークが入ってます. それがどうした?という声が聞こえてきそうですね? ではこれらの鍵の裏側を見てみましょう.
二つとも何やら番号が入ってますね. この番号はいったい何なんでしょうか? 左の鍵は私がマスターキーから作った合い鍵の発注番号でメーカーが合い鍵を作るときの番号ではないのでいいのですが, 右の鍵は勘の鋭い人ならお気づきでしょうが,実はこの番号はメーカーが合い鍵を作るときの番号なんです!
「え!なんだって!これじゃあ,不審者に鍵の番号を見られたらお仕舞じゃないか!」
実はそうなのです.ほとんど特別な方法を使わずとも自宅の鍵を紛失したなどと言えばだれでも鍵の番号で合い鍵が作れてしまうのです!
おっかない世の中ですね. 困ったことに,このことはあまり知られておらず,例えばかなり正確に脱税を取り締まる税務署のことを描いた伊丹十三監督の映画『マルサの女』などでも, わざわざ鍵を粘土で型をとったりしています. 本当の不審者はわざわざ鍵を粘土で型をとったりはしません. だってそんな方法ではあまりにも精度が悪くて使い物にならないじゃないですか! 鍵屋はこのことをよく知っているのに自分たちからは私たちに何も教えてくれないし,テレビでも全然教えてくれません. みんなグルだからです.
・・・本当におっかない世の中ですね. 皆さんは最低限鍵の番号のところは削っておくなどして対策をとっておきましょう.
なお,右の鍵を出したのは特殊な鍵じゃない限り,ほぼすべての鍵がこの番号が書かれていることを示すために,あえて撮影しました. もちろんこんなことをすれば私の合い鍵は簡単に作れてしまいますが,実例を出さないと皆さんに信じてもらえないと考えて敢えて出しました.
警察も誰も信用できません. 皆さんは皆さん自身を自分で守ってください.
S学会さん,こういうの大好きでしょう?
フフフ