どーも，竜太です．
今回はタイムマシンですら情報を信頼できない場合がある，という点についてお話します．
タイムマシンの簡単な原理
ここではまず小学生にもわかるようにタイムマシンの簡単な原理についてお話しします． と言っても，さすがに小学生に相対論は厳しいでしょうから，動作原理以外の原理についてお話します．
僕が考えたタイムマシンはシュタゲの過去に向かってDメールを送信するのと大体一緒です． ポイントは
- 情報だけ過去に送ることができる
- 物体は過去に送れない
- タイムマシンが完成する以前には情報を送ることができない
- どんな(古典)情報でも送れる
です． 1,2,4はDメール送信と同じですが，Dメールと異なりタイムマシンができる以前には決して情報が送れない点が違います． 実は4が曲者です． 何故ならどんな情報でも送れるは偽情報でも送れてしまうからです．
嘘をつきやすいタイムマシン
例えばこんな状況を想定してください．
いま，あなたのもとにタイムマシンでロト6の当選番号とともに次の文面がメールで送られてきたとします．
「未来からの情報ではあなたが〇〇でコロナワクチンを接種すると，実は遺伝子治療が施されて大変賢くなれる． 嘘だと思ったら今から書くロト6の当選番号を確認すること．必ず当たっているはずだから．」
これを受け取ったあなたはロト6をマークして買うと半信半疑だったのに見事に当選してしまいます． これで確信を深めたあなたは大変苦労して指定の場所でワクチンを接種してしまいます． するとあなたは実は人格改造されて人格の破綻した人間にされてしまうのです． どこが悪かったかもうお気づきですね．
くじの当選番号や地震の発生日時等と一緒に偽情報を流す未来人
ポイントはやはり4です． これを悪用するとどんな情報でも流せるのですが，さすがに全部嘘だと誰も信じてくれなくなります． そこで悪い未来人たちはくじの当選番号や地震の発生日時などタイムマシンじゃなければ当てられない情報を流しながら，自分たちが誘導したいように偽情報を流すのです．
タイムマシンを乗っ取って世界を支配しようとする世界線は沢山ある！
困ったことに悪い未来人がタイムマシンを乗っ取って世界を支配しようとする世界線は沢山出来てしまいます． というのもタイムマシンがそれだけ魅力的だからです． したがってタイムマシンを乗っ取った悪い未来人は自分たちに都合が良いように偽情報を過去に向かって流します． これでは悪い未来人の思うつぼに見えてしまいますね． ところが必ずしもそうでもありません．
タイムマシンの原理を最も理解しているのはタイムマシンの開発者
そうですね． 悪い未来人はほとんどが悪い政治家などであってタイムマシンのことはほとんど何も分かりません． 悪い科学者もいるにはいますが，タイムマシン開発者より賢くはなく，しかもタイムマシン関連ではからきしダメです． タイムマシン開発者は当然このこともよく知ってますので，実はそれほどではなくほとんど危なくないとすらいえます． これで分かったでしょう． 悪人やペテン師には勝つすべがほとんどなかったのです． タイムマシンが開発されたのちには．
ここまで読んでくださって有難うございます． 何か間違い等ございましたら，ご報告いただけると幸いです^^
